手汗が多いとスマホがべとついたりして困りますね。
足汗は靴が蒸れたりサンダルが滑ったり、これまた厄介。
手足の汗が多い人は、「肝」「心」「脾(胃腸)」の関係に注目です。
「肝」は血液タンクですが、血が少ないと「心」を養えなくなります。
「心」が不安定になると神経が高ぶり、発汗の調節に影響します。
「脾」にも影響し、消化力が落ちて痰湿(余計な水分)が溜まります。
「心」が高ぶった熱と「脾」の痰湿が結びつくと「湿熱」が生まれます。
身体の中がモワッと蒸れた、サウナのようなイメージです。
この湿熱が「脾」と繋がる四肢から滲み出て来るのが手汗・足汗。
改善には、血液を増やして「肝」「心」を安定させること。
そうすれば「脾」の動きも良くなって痰湿が減っていきます。
「脾」が弱っている人はまず「脾」から元気にするといいですね。