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ストレスで食べてしまう

イライラや不安、緊張感の強い人は「ストレス食い」をしがち。
食べたくなるものは、しょっぱいスナックやこってりしたチョコなどが多いはずです。

油は高カロリーなので、食べると体に熱が生じます。
血液中の塩分濃度が上がると、血圧が上がります。
砂糖は血糖値を上げて、脳を興奮状態にします。

熱、血圧上昇、興奮…つまり、スナックやチョコをたくさん食べると「ハイ」になるのです。
ハイを求めるということは、その人は「ロー」すなわち、うつっぽいということ。
無意識の内に、お菓子を食べることでうつな気分を持ち上げようとしているんですね。
確かにその時は多幸感を得ることができますが、結果的には


・食べ過ぎによる胃炎、胃腸機能低下
・血糖値の乱高下
・身体に脂肪や水分が溜まる
・偏食によるミネラル不足


などが一層うつな気分をもたらします。

食べ過ぎで太って体型が崩れることも、うつ気分に追い打ちをかけます。
そしてまた食べてしまう…
この悪循環から脱するには、情緒を安定させること。
運動や趣味を楽しむのは勿論いいのですが、そもそもそうした意欲を失うのがうつ気分。
こういう時こそ漢方薬の出番です。

・ストレスを発散する柴胡(さいこ)
・気の巡りを良くする香附子(こうぶし)、木香(もっこう)
・高ぶった神経を鎮める竜骨(りゅうこつ)、牡蛎(ぼれい)
などの生薬を含む漢方薬が情緒の安定に役立ちます。
女性の血液不足やホルモンバランスの崩れによるイライラには、
当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)など血液を補う生薬を含む漢方薬が効果的です。
(文責:春田有紀子)