みなさん、こんにちは。
イスクラ漢方堂の今井です。
今日は気圧の変化と体調の話。
低気圧や台風が近づいてくると、頭痛や肩こり、だるさ、むくみ、眠気といった体の不調が出てくる人や、風邪っぽくなる人など、いろいろなトラブルが起こります。
雨が降っていた時には、
なんかすっきりしないなぁ。
かぜかなぁ。
と思ってたのが、晴れてしばらくしたら、知らないうちに体調が復活していることもよくあります。
こんなときに何が起こっているのか漢方的に考えてみると、
①気圧が低下(空気の密度が低下)したことによる「気虚(エネルギー不足)」になりやすい環境
②雨で湿度が高くなったことによる「痰湿(水分代謝が落ちる)」になりやすい環境
この2つの環境が同時にやってくるわけです。
自然って過酷ですよね。
普段は元気な人でも、環境が変わったことにとって漢方的な体質分類である「気虚体質」「痰湿体質」になってしまったということです。
頭痛や肩こり、むくみ、眠気などなど、最初にあげた症状は、気虚体質、痰湿体質に特徴的なものです。
では、何をすればよいかというと、
嵐が過ぎるのをただ待つのみ…
というのも大事な考え。
過ぎ去れば環境は元に戻りますから。
でも、こういう時に一番大切なこと。
それは、
無理をしないこと。
いつもより早く寝よう
いつもよりゆっくり食べよう
いつもより食べすぎないようにしよう
いつもより間食は控えよう
いつもよりお酒は控えよう
いつもよりゆっくりお風呂に入ろう
そう。いつもより自分のからだに優しくしてあげること。
できることから始めてみてください。
それでもつらい症状が改善しない時には漢方薬。
体質診断、体質に合った漢方薬は当店でご紹介しますね。