健康食材としてのなつめの話

みなさま、こんにちは。
イスクラ漢方堂の今井です。

今日はなつめの話。
なつめってこんな字を書きます。



←これは樹木の先端や尖った部分を指す漢字ですが、横に2つ並べると、棘(とげ、いばら)ですね。
縦に2つ並べるとなつめの漢字になるのですが、その理由はなつめの木にもトゲがあるから?かもしれません。

なつめの実は甘く、生で食べるとりんごに似たような味がします。
乾物屋さんなどお店で流通しているのは乾燥したなつめで、そのまま食べることもできるのですが、ジャムにしたり、スープに入れたり、お茶としてもよく使われます。
粒の大きいものはそのまま食べても柔らかく、ドライフルーツのプルーンや干し柿、干し芋のような食感があっておいしいです。

そんな、なつめちゃん。

漢方の世界では、いろいろな漢方薬に配合されています。
その理由は、なつめの性質にありまして、「緩和薬性(かんわやくせい)」という働きなのですが、トゲトゲしい薬力を放つ生薬たちに、

まぁまぁまぁ…

といって、その鋭さを緩和してくれるような性質です。
トゲという漢字が入っているのに、なんともマイルドな生薬なのでしょう。
さらに、なつめちゃんには、その他にもすばらしい働きがあるのです。

・胃腸を整えること
・血を補って気持ちを落ち着かせること


なんとまぁ、この忙しい社会に生きている私達にとってありがたい働きなのでしょう。
特に女性は月経や出産、授乳など、血を消耗しやすいイベントが多いので、なつめはおすすめの健康食材です。

今日はなつめちゃんの話でした。

 

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